【スローカーブをもう一球】川端 俊介(パワプロ2018再現選手 実在 ドラフト用)お題箱より

スローカーブをもう一球
川端 俊介(高卒扱い)
登場作品:スローカーブをもう一球(主人公) ※実在選手

小説はこちら

1.選手概要
高崎市立第一中学校で軟式野球部に入部し野球をはじめる。卒業後、群馬県立高崎高等学校に進学、硬式野球部に入部。高校2年の夏までは右サイドスローの控え投手であったが、OBの指導でオーバースローに変えたところ球威が増加し、エースとなった。1980年秋の群馬県高校野球選手権で快投を続け、2回戦群馬県立沼田高等学校に5-2で勝利・3回戦前橋育英高等学校で13-0のコールド勝ち・準々決勝群馬県立前橋商業高等学校に7-2で勝利・準決勝群馬県立高崎商業高等学校に3-0で快勝し、関東高校野球選手権への出場を決めた。(W完コ)

2.能力査定
お題箱より。

お題箱にリクエストが来ていたので、実際に小説を買ってみました。
結論から言うと、とてもおもしろい作品でした。
川端氏についての査定ですが、プロではない選手、しかしながら甲子園出場経験を持つ投手。ということで非常に悩みましたが、少しだけ能力に甘めの査定を入れることで対応しました。やはり球速が130に満たないと、甘めに設定しないとペナントで一年解雇間違い無しになってしまいそうなので。

まず、代名詞といえる超スローカーブについて。
オリ変です。球速を最大まで遅くすることで、作中での「60~70キロ」という速度設定を再現することができました。
小説での描写を見るに、100球のうち数十球という、ひとつのアクセントであって、投球の中心となる存在ではありません。彼のピッチングはスローカーブを時折織り交ぜることで緩急をうまく付けることなのです。
しかしパワプロの設定上、140キロ未満の投手は直球を放る比率が下がります。結果として変化球を多投することとなり、かつ変化量4のスローカーブの比率も高まります。
しかし、それでも敢えてスロカ4を設定しました。理由としまして、
・プロ注目打者を打ち取った変化球
・決め球となりうる変化量4以上の球種がないと、球速127キロの投手はパワプロでは厳しい
・重力によって落差の大きいスローカーブは、変化量を少し甘めに見ても問題ないと判断
・やっぱスローカーブ強くしてーなぁぁ~~

次に、ツーシームについて。
小説上の描写では「ツーシーム」という文言は登場しません。しませんが、右打者の内角へ食い込むように曲がる直球という描写があります。
川端氏はサイドスローのため、これがナチュラルシュートとも考えることができますが、同時に一つの武器として使用しているような描写でもあります。
そこで、赤得としてのシュート回転を付与しつつ、ツーシームも付与することとしました。ここにも先述した、甘めの査定を入れています。

こういうちょっと変わった投手というのは作り甲斐がありますね~。南国がやりたくなかったのでパワフェスで作ったので、赤特揃えるために十回以上やり直しましたけど。

お題箱で、また面白い作品教えていただければ幸いです。

逃げ球:丁寧にコーナーを突くことで被弾しないという描写から
球持ち:オーバースロー風からヨコに出てくるという氏の変則投球フォームを再現。絶対打ちにくいやんこんなの。
緩急○:代名詞。スロカを活かせ。
シュート回転:前述のとおり。



最後に、川端俊介氏のご冥福をお祈り申し上げます。

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